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What's realnecorecords ?

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”岩手県盛岡市を拠点にのびのびとした生活のための音楽とその残りカスを発信するレーベル”
"We are the music label based in Morioka city, Iwate JPN
that is creating music and some droppings for our free and easy life"

2015/06/04

【いきなりディスクレビュー!】 佐々木龍大 - 恋は駅馬車/GOLDEN SHIP  7inch Single

こおんばんは。
さっき雷鳴と共に神が下りてきて、いきなりお告げをもらいまして。

「お前はこれからダッダーン ボヨヨンボヨヨンだ。」と言われたので

音楽ライターになりました。

どうも、DJ禿鷹 aka 一身上のツィゴイネルワイゼン です。

今日紹介する作品は、これ!



佐々木龍大 - 恋は駅馬車/GOLDEN SHIP  7inch Single です。


つい今週、彼のセカンドアルバムとしてリリースされた作品「ララバイ」の先行発売として
150枚限定のレコードというアイテムであります。
しかも、バックアップCD付という、レコードが聴ける環境でなくとも生活の様々なシーンに対応できるデータしても聞くことが出来ると、どの世代にも嬉しい仕様となっております。

この場合、アルバムレビューってのもアリですが、先に出たのであれば先に出た方から
書いてみようと思っております。


「龍伝」「RYUDEN」として様々な形態で活動し、早15年。
今は佐々木龍大番頭やユンバンドとしても活躍する彼のソロ作品。
しかし、
これまでのキャリアとか、生い立ちみたいなところを突っ込んでいくのは無しにして、
ストレートにこの作品に対してレビューを書いてみよう。

まずは、A面。恋は駅馬車。

先に言いたいのだが、この作品はA面もB面も、弾き語りです。
文字通り、「声とギター」です。
そこにこのA面に関してだけは、「声とギター、そしてアンプ」と言っておきたい。

要するに、エレキギターを弾いているのです。ギブソンのセミアコですかアレは。

良いですね~。こういうアンプの音が入ってる感じ!
どうやって鳴らされているかが聴こえてくると、その空気感も伝わってとても気持ちが良い。

ライブで歌っている彼のすぐ横にいるような感じがします。

そしてこの歌。かなり長~いこと歌ってきている曲の様で、それこそ15年はいってるでしょう。
僕も何回も聴いたことがある曲です。

第一印象は、ブルースでした。
それこそ僕が彼を初めて見た時のライブで、「僕はブルースマンなので・・・」と言っていたのを思い出します。
「それでは、ちょっとブルースを一曲、、、。」なんて感じで歌い始めたりすることもあるので
たぶんこれはブルースだと思う。

しかもね、僕がこの曲を聴く時は、かなりの確率でもう一人脇にいることが多くて。
その人がまた、ガンボチローズの荒屋さんだっつー話なので、
「労働者」というか、「低所得者」感が増すんですよ。

だいたい決まって荒屋さんは2番の「メィ~モリィ~ズ あ~なた~のこ~えは~」って歌うんですが
そこで一気に所得が下がる感じ。
分かります?

実際の彼がそんなに所得が低いとは思わないんですが、とにかく歌うと”体感所得”が下がるんですよ。
これって凄いことですよ。歌声は暑苦しいんですが、財布の風通しの良さも感じるって。

と、まったくもって関係ないですね。
荒屋さんじゃなくて、龍大さんの歌声はですね、
とっても伸びやかで、気もち良いですね。ほろ酔いって感じの。

しかし、かなりゆったりした歌い方ですね。やっぱりドラムやベース等が無いと引っ張られることがないからどこまでもグニャリとなれる。

ブルースって聴くと、オールダー・イズ・ベターな受け止め方もあるかも知れませんが、
今の時代、音を劣化させる方が難しいようにも思えるので、
古い時代の音を再現したようなものはかえってリアルから遠ざかっていく気もして、
そういう意味では、ちょうど良い感じに録音されたのではないでしょうか。

とにかくハイライトな「恋はえ~きば~しゃ~♪」と歌うところでのハモリがライブでは好きなポイントなので、みんな覚えておくと良いと思います。(この音源ではハモってないですが)


次に、B面。GOLDEN SHIP。

この曲を僕が初めて聞いたのは、2011年の4月だったか?
岩手県公会堂でのイベントだったと思います。
3.11の震災が起きてから1か月ぐらいでのライブイベントでした。

その時の印象は、、、よく分かんない曲だなって思った。

ただ、後半でグワーーッて盛り上がるというか、突き放されるというか、龍大さんの元同僚が言ってた「カタルシスが!カタルシスがっ!」という感じの状態には圧倒されました。

今回このテイクは、アコースティックギターと声のみ。
後半のカタルシスは、ここではスーッと控えめで、あくまでアコースティックな爪弾きを活かした
演奏がとても聴きやすい。

とても暖かく、正常な心拍に戻してもらえそうなギターの音色と、穏やかな海面を想起させる歌声が
ある意味、淡々と、淡々と、とにかく淡々としていくんです。

この辺の感覚は、ミニマルテクノにも通じる(こういう言い方はウケ狙ってますが)と言いますか、
常温でじっくり冷ましたファンクというか、とにかく淡々と流れていくんです。

そこに1度、ズドンとくる「想いでよさようなら」以降の転調!
ここが凄まじい!
こんなに穏やかな、美しいコード進行で殺されるコッチの身にもなってみなさいよ。

AAAAAABAA って来ると、どうしてもBが気になるでしょ?そこなんですよ。






とまあ、こうやって聴くと、A面は酒をひっかけてリラックスした感じで、B面はピリッとした緊張感もありながら、これまで勉強してきたことをテストでしっかりと発揮できたような感じに思えます。
(何様だよ)


ただ一つ言うなれば、決して悪いことではないのですが、
7インチの片面、約4分に収めるのって、結構難しいんだなって言う事です。

「ダラダラしない!」ってのはとても重要な事で、ほんとそこに関しては気を付けないと失うものがデカいんですが、ライブで聴きなれた曲だからこその悩みなんでしょうかね。

たっぷり1曲やるには4分は短いんだなーと、ハッとさせられた部分もある。

いや、これは、「だからライブも聴きに来てつかーさい!(by ミーイズのコーピン)」
という事なんだろう。

とにかく、この作品は150枚しかないのであるが、この150枚が確実に150人以上に
届くことを願っています。


次回は、彼のアルバムのレビューを。






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